肩こり・頭痛・四十肩

肩こりの症状と原因

肩こり

座ったままで長い時間仕事を続けていますと、肩がこります。首にも凝りがたまります。頭を支える筋が絶えず緊張しているからです。

また肩の筋肉に疲労物質がたまったり必要な酸素や栄養が不足しますと肩こりが発生します。

 

過労 ストレス 眼のつかいすぎ 糖尿病 高血圧・低血圧症 胃・十二指腸潰瘍 心臓病 肝臓病 ビタミンB1欠乏症 更年期障害 頚椎・脊椎の変形 虫歯など、さまざまな病気が肩こりの原因として考えられます。

 

身体を休める、運動をする、入浴をして肩を温める、筋の緊張と弛緩をリズミカルにおこなうなど、いろいろ方法が考えられますが、痛み止めなどの薬は避けていただいた方がよいとおもいます。

肩こりの治療

肩こりには、鍼灸(はり・きゅう)がとても良く効きます。

心身全体の調整をしたうえで肩、首、背中などのつらいところ、こりを鍼灸でほぐしていきます。

 

当院の鍼灸肩こり治療の特徴は、全体治療と患部治療を行うことです。

全体治療としては、血行を良くする、免疫の強化、自律神経とホルモン分泌の調整を行います。

そして患部治療は肩のこり、首のこり、背中のこりのツボをとっていきます。

 

肩こりの鍼灸で最も注意しなければならないことは、肺胞を傷つけないことです。

肺胞を傷つけますと呼吸困難(気胸)を引き起こします。初歩的なことなのですが・・・

 

肩こりの鍼灸治療は筋肉性のものと、頚椎由来の神経痛性のコリを区別する必要があります。治療方法が全く違うからです。

  • 筋肉性のふつうの肩こりは弱刺激、すなはち細いハリ、あるいは温灸が適します。
  • 神経痛性の肩こりは少し強いハリと普通のお灸(痕にはなりません)の方が効果があるようです。

治療時間は約60分、数年来の肩こりも温灸、あるいはお灸を使うことで解消することができます。どのような肩こり、頭痛でも御相談下さい。

 

何をしても治らない肩こり、長年にわたっての肩こりの方には温灸をおすすめします。施術後すぐに効果が表れます。

四十肩・五十肩で長くお悩みの方へ

  • ハリ(はり・針)
  • 温灸(ほんのりとあたたかいお灸、火傷にはなりません)
  • 指圧

などで肩の治療をしていきます。

30年以上の実績を持ちますこれらの施術は、一回だけで改善が実感できます。

最初の施術で納得いただけましたら、3~5回通院して頂ければ、普段通りに仕事ができるようになります。

肩こりにもいろいろありますが、胸部の鎖骨にツボを取らなければならない肩こりもあります。

これは、首、肩のこりと同時に腕のだるさ、倦怠感がある場合です。

なかなか治らない首のこり、肩こり、頭痛でお悩みの方はご相談ください。

肩こりの治療をした方の声


ご近所の電気屋さんの奥さん

「確定申告おわったら、もー肩がはってはって・・」「それに吐き気も」

そのようなお話をお聞きして、いそいで免疫調整のツボにはりを7か所打ち、温灸にとりかかりました。施術をすると、

「気持ちいい、眠ってしまいそう・・」

と、だいぶリラックスしていただけました。

60分間たっぷり温灸治療を行い、終わってから

「なんだか効いたような気がする。吐き気はおさまったよう」

という、感想をいただきました。それから3日後にまた来ていただき、同じ施術を行いました。

大分いいようなので、

「また肩、首、背中あたりが気になるようでしたら、ご連絡ください」 

株でご多忙の方

触らせていただくと肩、首、背中がパンパンです。

「頭もつらいんだ」

早速肩こりのツボを中心に首、背中など数か所を選びゆっくり、ていねいにハリです。

頭も数か所、鍼(はり)です。

「ウーン、きもちいい、きくー」

と脱力状態です。

免疫強化、自律神経の調整なども加えて約60分。

「これできょうも頑張れそうだな」

並はずれて多忙な方の肩こりは、やはり並はずれて凝っていました。

東京近郊、若い女性の方

「忙しくて忙しくて、もう肩こりがひどくって・・・」

と青息吐息のご様子です。

 

ハリは怖いから、ということなので温灸にしました。

首、肩、背中に8か所のツボを選んで温灸です。

数分後、よほどのお疲れなのでしょう、なんとなくウトウト状態です。

約1時間の施術を終えましたところ、

「これなら続けられるかも!」

週1回とか、10日に1回とかしばらく来ていただきました。

お顔つきも良くなり、眼もすっきりとしてきました。

現在は、辛い時だけの来院になっています。

東京都下、主婦の方

「痛い肩こりなんだけど、鍼灸で治りますか?」

触診などしましたところ、ある角度になりますと、肩が痛くてうまく回りません。

四十肩・五十肩の典型的な症状です。

ツボを数か所探しまして指圧を行いました。そして同じところに鍼灸です。

丁寧にやさしく約60分。

「少し楽かな?」

 

「2回程の鍼灸・指圧で治るでしょう。あまり間をおかずに来てください」

その翌日

「肩ではなくて腕の上の方だったようです」

肩がよくなったので、今まで気がつかなかった上腕部の内側の痛みが顕在化したようです。

上腕内側部のツボを探しまして、やはり指圧と鍼灸です。

「うーん、効いたような感じ・・・」

「痛みが残るようなら又電話ください」

 

この方には鍼灸があっているようで、このお正月にもギックリ腰が2回の鍼灸でなおりました。

肩こり等の症例の紹介


【腕の激痛】右上腕部(三角筋)の激痛治療

東京都心在住の若いお母さん

 

お辞儀も満足にできない。靴を脱ごうにも上手くかがめない。

右腕が痛いので左手を使おうとしても、痛む。

「小さい子供がいるので、泣きたくなっちゃう」

と、大変お辛そうでした。

激痛が走る角度と、筋肉、スジを詳細に調べて、そこに先ず針をとどかせます。

それと同時に免疫機能をアップさせるツボも取り、温灸を行います。

お疲れなのでしょう、ウトウト状態です。

※注意していただきたい事。温灸は温めるのですが、それは4~5所のツボだけです。

そこ以外は温めません。その温度差が有効なので、お風呂や遠赤外線などは、逆に痛みをます事があります。

初診なので1時間以上かかりましたが、治療後…

「あ、起き上がれた。首も少しまわる・・」

っと、だいぶ楽になったようでした。さらに良くなっていただく為に、時間を作って又来ていただくことにしました。

若い女性(肩こり 腰痛)

【自賠責保険】による肩こり、腰痛の治療

 

外科医院の紹介で「療養費同意書」を持参されて治療にみえました。

頚椎捻挫、腰椎捻挫の診断でした。損害保険会社からも連絡が入りました。

もともと車椅子を使われていた女性なのですが、東京・銀座で乗用車に追突されていわゆる「むちうち症」を発症されたのです。

頚椎捻挫、腰椎捻挫ですと肩こり、腰痛の症状と同じなので、温灸を中心に治療を組み立てました。

針よりも温灸の方が治癒の確率が高いからです。

温灸との相性が良かったらしく肩のコリ、腰の痛みも大分良くなってきたのですが、元々あった半身麻痺がこの事故のせいなのか進みまして、そちらのほうの入院治療を優先するということになりました。

30才前半の男性(四十肩)

東京 世田谷区在住30才前半の男性サラリーマン

 

3週間前の朝、急に左肩が痛くなった。レントゲン写真では異常なし。でも痛い…という症状で来院されました。

ベッドに仰向けになっていただき、まず脈をたしかめて血行を良くするツボに針を打ちます。

免疫機能の調整と、自律神経、ホルモン分泌の調整も丁寧に行います。

内臓を含めた、からだ全体の調整を行うのです。

それから患部治療です。

左肩、上腕部の圧痛点を選び、そこに強い指圧をおこないます。

痛みが少しあるのですが、このやりかたが大変効きます。

内臓を含めたからだ全体の治療を行ったうえでの患部治療ですから、よく効くのだと思います。

40代女性会社員(肩こり)

東京都港区在住の女性会社員

 

左肩、左首のこりがひどくて。息をするのもつらいという症状。

全体治療(血行促進、免疫機能の調整、自律神経とホルモンの調整など)のあと、患部治療。

頭痛はないので首、肩、肩甲骨間のコリ8か所を選び温灸を35分間。合計60分の施術でした。

翌日、1回目と同じ。施術後の感想としては

「硬いしこりが、ふつうのこりになったみたい」

翌日の3回目の施術。内容は先日と同じ内容で施術しました。

「大分楽になりました。でもまだこりがあります。

でも、うつ伏せは楽。あお向けから起き上がる時がつらい。明日また来ます」

4回目の施術も前回と同じ。

連日続けて施術をした効果があったようで、

「ずいぶん楽、こりを感じません。明日は東京郊外に行ってのんびりしてきます」

とのことでした。

50代女性(肩こり)

東京都心に通勤の50代、女性の方

 

「パソコンの前に座って一週間仕事をすると、右肩がこりにこって。

週末に、はりでほぐしておかないと仕事にならない」

免疫7ツボに針を打ったあと、自律神経、ホルモンの調整をいつもどうりに行いました。

右肩周囲に7か所ほどのコリを探り当てて、また肩甲骨内側にもコリをさがし、しずかに、ゆっくりと針を打ちます。

私の針と、コリの塊とがじっくりと対話をしているような感じです。

痛くはなくて、なにか響いているような、ほぐれていくようなそんな感じがしてきます。

こちらの患者さんは4週連続で週末に来ていただきました。

もう少し来ていただくと、2週に1回で良いと思われます。

若い女性会社員の方(肩こり)

東京世田谷の若い女性会社員の方

 

「パソコンを一日中使っているので首、肩、背中、肩甲骨の内側などのコリひどくて・・・

吐き気まではいかないですが、とても辛いコリなんですが」

なるほどと触診をしましたところ、首のこり、肩のコリ、肩甲骨内側のコリ、それらのコリがはっきりと指にあたります。

うつ伏せになっていただき、免疫のツボに針を置きまして、コリがあまりにひどく、他の事をする時間がもったいなくて取るものもとりあえず、といった感じですぐ温灸を始めました。

1時間のちにコリ具合を確かめていただいたところ

「いいみたい!コリをあまり感じないみたいだけど・・・」

といったご感想でした。

2日連続で温灸をしますと…

「大分いい!これだとコリをあまり気にしないで一週間もつかもしれない」

ここのところ1週間に一度温灸をしています。

男性会社員の方(肩こり)

東京六本木ヒルズにお勤めの男性会社員の方

 

こちらの患者さんは、肩こり、背中のコリ、頭痛に数年間悩まされています。

温灸では柔らかすぎると思うので、針で2時間治療をすることにしました。

仰向けになっていただき、側頭部からはじめ頭頂から後頭部へと指に当たるコリを丁寧にほぐしていきました。

「ウーン、効く効く・・・」

とウツラウツラ状態です。

首から肩のこり、背中の特に肩甲骨の内側のコリ、そして腰の辺りにもコリがあるので腰の周辺。

ここは少し長い針でほぐしていきました。

治療終了後しばらくベッドでそのまま休んでいただきました。

週に2回、無理して時間を作っていただき約3か月。

その後週1回を3か月程度。

現在は時々見える程度まで回復されました。

東京近郊50才前半の更年期障害の方(肩こり)

「年の暮からずっと肩こり、頭痛がひどくてお正月準備もままならなくて・・・」

2人同時の治療はほとんどしないのですが、このような場合は別です。

奥さまに先ず針が痛くないことを説明して差し上げて、腕のツボに針を打ちました。

針をはじめて経験された感想は・・・

「・・・え?これがそうなの?痛くない!」

っといった感じ。針は見た目は鋭く痛みを感じそうですが、痛みは全くありません。

先ず全体治療の免疫機能、自律神経機能、内分泌器官の調整などを行った後うつ伏せになっていただき、頭痛のツボに針を打ちました。

「コリにはりが当たっているのがわかるわねぇ」

最後に肩こりの治療です。これは針よりも温灸が適します。首、肩に数か所のツボを探り温灸です。数ヶ所の場所以外は温めてはいけないのです。お風呂、遠赤外線などですとツボ以外も温めてしまいます。それでは効果がありません。

施術終了後

「効いたみたい・・・」

お顔つきがとてもさわやかな感じになりました。

若い女性会社員の方(肩こり)

東京原宿の超多忙なブティック勤務の、若い女性会社員の方

 

「肩がコリコリに凝ってしまって、眼の奥の方のコリも辛いけど、なにしろ肩が・・・」

うつ伏せになっていただき肩をさわりますと、両肩から首、肩甲骨内縁にかけてのコリがはっきり指にさわります。

免疫機能の調整をしながら、指に触るコリの数か所に温灸をします。

「気もちいい・・寝てしまいそう」

温灸はじんわりと適度な温かさで、ツボを刺激してくれます。うとうとしてしまう方は結構多くいらっしゃいます。

30分後に仰向けになっていただき自律神経、ホルモン調整を行いまして約60分。

「1週間後にまた来ます。眼の下のクマも取ってください」

と、効果を実感していただき来院を続けていただいています。